今日は生後1ヶ月半の赤ちゃんが来てくれました。
「母乳を増やしたい!」
「ミルクの足し方がわからない」
という相談です。
この時期は哺乳反射により
あげたらあげただけ飲んでしまうことがあり、
混合栄養の場合は特に
『どれだけミルクを足したらよいかわからない』
というお悩みが多かったりします。
中には過飲症候群になっていることもあり、
反る、よく泣く等
気になる症状について相談に行ってみたら
実は飲ませ過ぎが原因だった〜!
なんてことも💦
※過飲症候群では、母乳やミルクの過飲による体重の増え過ぎ(1日50〜60グラム以上増加)、お腹が張る、ジュル便、吐き戻し、鼻づまり、ゼロゼロ、出べそ、反る、などの症状がみられます。
「体重の増えが少ないよりは多めぐらいの方がいいかな〜」
とか
「小さく生まれたから
はやく大きくしてあげないと!」
など、
増えすぎは別に問題ないだろうと思われがちですが、
実はそうではありません。
過飲に伴う症状の出現だけでなく、
必要以上にミルクを足すことは
母乳分泌低下につながることも!
やはり適量の哺乳量で
丁度いい体重増加になるように
ミルク調整が必要です。
生後1ヶ月の赤ちゃんに
800〜900ml/日のミルクが
必要になることはありません。
直母量は10グラムと少なめですが、
乳頭乳輪の状態が良く
母乳を増やせる可能性は
十分にあるかな〜と思いました。
今日から
足しすぎていたミルクを減らします。
乳房ケアをしながら
ママといろんなお話し♪
パパの方を見ると
音楽を聞きながら
赤ちゃんを抱っこしながら
コックリコックリ‥笑
ママの笑顔と
パパの寝顔に癒されました✨
ミルクも飲める方がいいからということで混合を希望される方が多いのですが、
毎回ミルクを足さなきゃならないとなれば
それはそれで大変で、
そのうち完ミになっていくことも多かったりします。
完母に近い混合だと
いろんな意味で楽かなぁ〜と思います。
そのためには
なるべく早い時期にミルクの調整をして、
母乳を増やす取り組みをしていくことをおすすめします。
お困りの方は
『混合栄養の教室』へお越しくださいね♪