今日は2ヵ月のRくんが来てくれました。
そこまで泣くか!というぐらい
泣きっぱなし💦
●混合栄養から母乳メインにしていきたい
●ミルクの足し方がわからない
●昼間はずっと抱っこしている
●布団に置くと泣いしまう
●ちょっとした刺激で体がビクンと動き過敏性がある
●昼間は全く寝ないので夜はぐっすり寝る
とのこと。
授乳の様子をみさせていただき直母量を測りました。
口が大きく開かず深くまで乳首が入りにくい状態でしたが、
何度か繰り返すうちにコツをつかみ成功
素晴らしい
直母は30でしたが、
体重増加良好なのでミルク量はそのままキープ。
乳首の含ませ方に気をつけながら
2週間後の体重測定まで様子をみることにしました。
1~2ヵ月の赤ちゃんをもつママは
母乳や育児の悩み、不安、体の疲れ、睡眠不足・・・などがあり、
乳児期全期の中で最も大変な時期ではないかと思います。
そして、
過敏に反応する赤ちゃんのお世話はさらに大変です。
「お願いだから寝てくれ~」と
気持ちを込めてそ~っと置いたはずが・・・
ぎゃ~っ
また最初から寝かしつけのやり直し
ママは1日中この「泣き」につきあわないといけないわけで、
心身共に疲れ果ててしまうと思います。
Rくんのママはよく頑張っています
新生児訪問の助産師さんに
まぁるい抱っこをおしえてもらったそうで、
ママは抱っこがとても上手
気持ちのいい抱っこだから
抱っこしてもらえれば力を抜くことができるという状態。
布団に置いたら泣くのはなぜ
背中が引き延ばされるから、
首の後ろがガクンとなって顎があがるから、
手足がばらけてしまうから、
まぁるい背中のままでいられないから、
赤ちゃんはその違いを敏感に察知して
これじゃないの~と不快を訴えているのだと思います。
じゃあどうする
一つ目は、まぁるい状態のまま寝かせる工夫が必要になります。
寝床の作り方は大事ですね
二つ目は、
抱っこでなくても力が抜ける場所をさがすこと。
Rくんの場合、
やや高めの授乳クッションに置き、
隙間をタオルで細かく丁寧に埋めていく・・・。
そこから見やすい距離にオモチャをぶら下げてみたら
40分ぐらいご機嫌で過ごしてくれました
新生児とは違い飲んだら寝るとは限らない。
飲んだら遊ぶが出てくるので、
そろそろ抱っこばかりの生活は卒業します。
背中をくっつけられる場所を探し、
遊びやすい環境を整えてあげることが必要。
重力の世界に出てきて体をいっぱい動かすことで
抗重力筋が育っていきます。
でもその前に
体の軸をしっかり整えて、
力が抜けるようにすること、リラックスできることが必要ですね
Rくんにはいくつかの遊びの宿題を出しました
ママもRくんも少し楽になれるといいです。
今日はお越しいただきありがとうございました。