今日は「ハイハイの形がちょっと違う」という8ヵ月のY君が来てくれました。
片足が立ってしまうハイハイで、
あまり長くは続かず途中ですぐに座ってしまいます。
こういったちょっと違うハイハイになってしまう赤ちゃんは
時々お見掛けしますが、
自らあみだした方法により移動が始まっているので、
この形をなおすのは簡単ではない
「ちゃんとしたハイハイをさせた方がいい」
という意見がある一方で、
「形を治す必要なんてない!それも個性だ!」
という意見もあったりしますね。
私は治せるなら治した方がよいと思っています。
なぜなら
片足が立つことにより
足だけではなく手や目の使い方にも
左右差が生じてしまうため。
ただ、それは今に始まったことではなく、
これまでの発達経過において
既に左右差はあったはず!
Y君の場合、
寝返りが片方しかできていないことがわかりました。
重心の偏りはこの頃から続いているので
そこまで戻ってやり直す必要があります。
もしかすると向き癖から続いているのかも?
ハイハイの形そのものを治すのではなく
ハイハイまでの経過を見直し、
足りないピースを埋めてあげること。
時間はかかるし
結果的にハイハイの形は治らないかもしれないけれど、
足りないピースを埋めようと努力したことは、
今後の発達において必ず役立ちます。
今日は主に寝返りの練習をしました。
ただ寝返りさせるのではなく
正しいフォームでね!
寒い中お越しいただきありがとうございました