今日は守山市のOさん親子が来てくださいました。
もうすぐ7カ月になるSくん、
話しかけると、満面の笑みでこたえてくれます
生えてきた前歯もかわいい
今日は是非ベビーマッサージを体験していただこうと思ったのですが、
仰向けにするとすぐにゴロ~ンと寝返り
もう一度仰向けにすると、今度はブリッジ
おお~っ
ベビーマッサージは背中から始めることにしました。
伸びるのがとても好きで得意なようですが
背這い(ブリッジしたまま足で床を蹴って這う)につながることを避けたいので、
できるだけマッサージで背中の緊張をとってあげます。
そして、仰向けで足をもちあげて、足を触らせます。
まんまるのボールのような姿勢
まぁるいだっこをするとこの笑顔
伸びることが好きだけど、
まぁるくされるのも気持ちいいよね~
今まで伸びることをいっぱい頑張ったので、
反対のことを多めにして少しバランスを整えてみましょう
そんなこんなでベビーマッサージは途切れ途切れ
親子で楽しむベビーマッサージというより、
ママは手技をおぼえ、Sくんはオモチャを求め、
お互い必死なベビーマッサージでした
お家でやってみると、
また違う反応を見せてくれると思います
次に、オモチャでいろいろな方向からSくんを誘います。
うつぶせの状態で、
少し前にオモチャを置くと、片手をしっかり伸ばします。
もっと遠くに上の方へ持っていくと、
手のひらを床についてグイッと体を持ち上げました。
体の横や斜め後ろに持っていくとターンしようとします。
オモチャのためだったらここまで動けるんですね
赤ちゃんの発達を促すためには、
練習をさせるのではなく、
「見たい!触りたい!舐めたい!」という気持ちを育ててあげることが何より大事だな~
とつくづく感じました。
ママは上手に育てています
離乳食を始めたばかりのSくん。
思うように進められないことを気にされていました。
母乳を飲んでいるSくんの場合、
お口の機能はよく育っていると思います。
ただ、生まれる前にお母さんからもらった『鉄の弁当箱』が
そろそろ空っぽに・・・
しかも、
母さんがどれだけレバーを食べたって、
母乳に含まれる鉄分というのは変わりません
赤ちゃんは赤ちゃんで鉄分を摂らないとダメなんですね。
9~10ヵ月の赤ちゃん(母乳栄養児)の3分の1が貧血であると言われますから、
貧血予防のためにも6~7カ月に開始できればいいと思います。
もし遅れ気味の場合、
追いつこうとして月齢別メニュー参考例に合わせてしまうのは危険です。
逆に、いつまでもベチャベチャのおかゆを食べさせていては噛む力が育ちません。
赤ちゃんの口の動かし方や飲み込む力を見ながら
少しずつステップアップしていくことが大事です。
Oさん、今日はお越しいただきありがとうございました。
次はパパも一緒に、
Sくんの喜びそうな手遊びをいっぱいやっていきますね